阪神・福島 近本の打撃“完コピ”で支配下つかむ！「自分の感覚と体が合う」今春こそ弟子入り果たす

阪神・福島（撮影・須田　麻祐子）

　2年目の育成選手・福島が、近本の打撃を“完コピ”して支配下登録を狙う。

　「理にかなっているな、という感覚。自分の感覚と体が合うな、という感じだった」

　打撃開眼へ、昨年11月下旬から約1カ月参戦した台湾ウインターリーグ中に先輩のフォームをまねた。バットのヘッドを投手側へ倒すスタイルを取り入れたことがマッチし、同リーグ16試合で打率.298（57打数17安打）、1本塁打。昨季ウエスタン・リーグの同.245と比べても成長は明らかで、長打力アップも実感した。

　昨春は第4クールから1軍キャンプに食い込みながら、オープン戦での消極走塁が響き、チャンスを逸した。「打撃や考え方も聞いてみたい」と福島。今春こそ背番号5への“弟子入り”を果たす。