阪神・近本 “新兵器”で目指すは「赤星超え」！足への負担少ないスパイクで6度目盗塁王狙う

新ハイブリッドソールスパイク「NEOCONNECT」でスタートを切る阪神・近本（撮影・岸　良祐）

　近本が、新兵器で「赤星超え」を目指す。アドバイザリー契約を結ぶアシックス社が、本人の要望を取り入れたスパイク「NEOCONNECT（ネオコネクト）」を新開発。靴底の爪先部分にはグリップ力を高める金具、かかと部分には突き上げ感を緩衝する軽量の樹脂スタッドを配した新ハイブリッド構造が特徴だ。

　「今まで、金具刃で硬いグラウンドだと衝撃が強すぎて足への負担が大きかった。練習では負担が少ないスタッドスパイクを履いて対策していたが、今回その要素を入れてもらった」と近本。今季盗塁王を獲得すれば、通算5度で並んでいる阪神OBの赤星憲広（現本紙評論家）を上回る6度目となる。球団単独最多で、柴田勲（巨人）に並ぶプロ野球歴代2位の大記録に向けて突っ走る。