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尚弥は「最高の出来」 大橋会長が仕上がりに太鼓判 日本人最多世界戦連続KO勝利を「10」に更新なるか

スポニチアネックス / 2025年1月16日 5時3分

スパーリング打ち上げを報告した井上(大橋ジム提供)

 ◇世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者・井上尚弥《12回戦》WBO11位キム・イェジュン(韓国)(2025年1月24日 有明アリーナ)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)が最高の仕上がりで防衛戦に臨む。14日に防衛戦前のスパーリングを打ち上げたと所属ジムが15日に発表。相手がWBO世界同級11位のキム・イェジュン(32)に急きょ変更となったことを受け、対策に同門2選手と8ラウンドのスパーリングを実施。度重なるトラブルに見舞われながらも本格的な実戦練習を終え、見守った大橋秀行会長(59)は仕上がりに太鼓判を押した。

 新たな標的に向け、井上は戦闘モードのスイッチを入れ直した。好戦的なファイターで“トラブルメーカー”の異名を持つキム戦に向け、元東洋太平洋フライ級王者でWBA世界同級7位の桑原拓と、ミニマム級のホープで左構えの佐伯侑馬の同門2選手と8ラウンドの最終スパーリングを実施した。

 左右で構えをスイッチする代役挑戦者対策として、構えの異なる2選手と最終仕上げ。スピードを重視した軽めの実戦練習を終えた14日の練習後には、自身のSNSを更新し「試合まで残すところ10日 やっとここまで来た、、、 慎重に慎重に過ごします」と投稿。防衛戦に向けさらに気を引き締めた。

 当初は昨年12月24日にIBF、WBO世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)と対戦予定だったが、来日直前のスパーリングで左目上を負傷。今月24日に延期された試合前にも、再び同箇所を負傷し対戦が中止となった。試合13日前の11日に急きょ、キムが代役を務めることが決まったばかり。トラブル続きの防衛戦となったが、愛弟子の最終スパーを見守った大橋会長は「いろいろありましたが最高の出来でスパーリングを打ち上げました」と仕上がりに納得の様子だった。

 KO勝利なら自身の持つ日本人最多世界戦連続KO勝利を「10」に更新する。キムとは22日に予定される試合前公式会見で初対面となる見込み。井上にとって初の“日韓戦”では対応力が問われるが、鬱憤(うっぷん)を晴らすような快勝を見せてくれるに違いない。 (伊東 慶久)

【グッドマン 再び対戦も】

 グッドマンが再び井上と対戦する可能性が浮上した。オーストラリアのFOXスポーツが14日、IBFとWBOの両団体がグッドマンの指名挑戦権を維持させる意向と報じた。5月下旬から6月上旬をメドに世界戦での復帰を目指すという。また同メディアは、グッドマンの井上戦のファイトマネーが100万ドル(約1億5700万円)以上だったと指摘。その上でファイトマネーを当てにマイホームを購入し、試合が中止となったショックで一度は引退も考えたと報じた。

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