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ドジャース 佐々木朗希獲得資金増額へトレード画策 ボーナスプールで劣るパ軍、ブ軍に対抗か

スポニチアネックス / 2025年1月16日 10時3分

佐々木朗希

 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)獲得を狙うドジャースが、佐々木資金獲得のためにトレードを画策していると地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が15日(日本時間16日)に報じた。

 佐々木は、MLBドラフトの対象となる米国、カナダ、メキシコ以外のアマチュア選手獲得に関する「25歳ルール」に該当する選手で、国際選手はマイナー契約しか結ぶことができない。契約期間は例年1月15日から12月15日まで。各球団は割り当てられたボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。佐々木獲得の可能性が残る3球団について、25年度の国際選手契約で割り当てられるボーナスプールは、ブルージェイズとパドレスが630万ドル(約9億9540万円)、ドジャースは510万ドル(約8億580万円)となっている。

 同紙は「佐々木朗希の獲得を待つ間に、ドジャースは契約金のためのトレードを検討している」との見出しで報道。25歳ルールが適用される佐々木の今回の契約はボーナスプールで大差を生み出せないため「現段階ではそのような策が最終的に必要になるかどうかは不明。結局のところ、佐々木の主な動機はお金ではないと考えられている」としつつ、大谷がエンゼルス移籍時にエンゼルスが、昨オフはドジャースが同様に有望株をトレードに放出して追加のボーナスプールを獲得した例を挙げた。

 また、ボーナスプール増額の詳細について「契約金プール資金は25万ドル単位で取引でき、チームは当初の割り当ての最大60%を追加で取得できる(つまり、ドジャースは契約金プールにさらに300万ドル(約4億6800万円)強を追加できる可能性がある)。パドレスとブルージェイズも同様の潜在的な取引を検討する可能性が高い」と伝えた。

 全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者は、15日以降にドジャースとの契約に合意していたドミニカ共和国出身のタイロン・セラーノ内野手が、契約をほごにされたと報道。25歳未満の海外選手の獲得には年間で使える総額「国際ボーナスプール」が定められており、佐々木との契約にその予算枠を空ける狙いの可能性がある。ド軍の同総予算は30球団最少。11日にも獲得予定だった若手有望株2選手の契約を撤回しており、これで3選手目となった。

 佐々木獲得を目指し、さまざまな策を講じるドジャース。交渉期限は米東部時間23日午後5時(同24日午前7時)までとなっており、今後の動向に注目が集まる。

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