元天才子役が“ワイルド”にイメチェンしたワケ「この10年ぐらいおっさんになる努力をずっとしてて…」

黒田勇樹公式インスタグラム(@yuukikuroda23)から

　天才子役として人気を集め、現在は舞台演出家として活動する黒田勇樹（42）が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）にVTR出演。“ワイルド”にイメチェンしたワケを明かした。

　現在、自身がインスタグラムに「弁当おじさんはじめました」と題して投稿した“ヒゲづら”の写真が話題となっていることについて、「来週本番じゃないですか。整えるんです。整えるために伸ばしているだけで、写真撮ったらボサボサだって言われている」と役作りにヒゲを伸ばしていると説明。“弁当おじさん”については「演劇の本番の直前でずっと稽古するんですよ。体調管理とかしたいから自分で作った方がいいなと思って」と明かした。

　そして、「もともと美少年みたいな呼ばれ方をして売れたからなんですけど、実はこの10年くらいおっさんになる努力をずっとしてて、美少年でもなく、おっさんでもない人になっちゃったら役がなくなっちゃうから」と話し、「海外で映画の賞とか自主映画の賞を取って帰って来て、日本のエンタメにもう1回貢献したい。1番お世話になっているので、恩返しはできるチャンスが、能力があるんだったらしたい。こうやって演劇やってるのってそのための筋トレなんですよ」と夢を語った。

　黒田は、初のテレビドラマ出演が5歳で出演したNHKの大河ドラマ「武田信玄」で、初舞台が8歳時の帝国劇場「オリバー！」の主役、初映画が17歳「学校III」（監督山田洋次）、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞…と、華々しい経歴を持ち、「絶世の美少年」「天才子役」として話題を集めていた。

　私生活では、2012年に歌手の中村瑠衣と結婚し、翌年に離婚。21年にSNSで女優の珠居ちづると結婚していたことを明かし、長男との3ショットを投稿するなど仲睦まじい様子を見せていたが、昨年7月に自身のインスタグラムで「離婚してきました」と2度目の離婚を報告している。