18年エンゼルスは大谷翔平獲得資金増額のためトレード実施 ドジャースも同様に“佐々木朗希対策”画策か
スポニチアネックス / 2025年1月16日 10時31分
ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)獲得を狙うドジャースが、佐々木資金獲得のためにトレードを画策していると地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が15日(日本時間16日)に報じた。
佐々木は、MLBドラフトの対象となる米国、カナダ、メキシコ以外のアマチュア選手獲得に関する「25歳ルール」に該当する選手で、国際選手はマイナー契約しか結ぶことができない。契約期間は例年1月15日から12月15日まで。各球団は割り当てられたボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。佐々木獲得の可能性が残る3球団について、25年度の国際選手契約で割り当てられるボーナスプールは、ブルージェイズとパドレスが630万ドル(約9億9540万円)、ドジャースは510万ドル(約8億580万円)となっている。
契約金プール資金は25万ドル単位で取引可能で、各球団は元の割り当て額の最大60%まで追加で取得可能。つまりドジャースはプール資金をさらに300万ドル(約4億6800万円)強を追加できる。パドレスとブルージェイズも同様の取引を検討しているとみられる。
ちなみに大谷翔平が2018年シーズン前にMLBに移籍した際、エンゼルスはツインズから追加の100万ドルのプール資金を得るために2017年ドラフト3巡目指名外野手ジェイコブ・ピアソンをトレードした。2023年にはドジャースが、韓国のチャン・ヒョンソク投手を獲得するために、ホワイトソックスに下位のマイナー投手2人をトレードし、追加の100万ドルを得ている。
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