島田珠代 朝ドラモチーフの舞台、初顔合わせで「パンティーはいてますか?」を後悔
スポニチアネックス / 2025年1月16日 12時41分
関西演劇界を活性化させるプロジェクトとして上演する「舞台小説 ついてる!~めぐりめぐる、おむすび~」(2月12から16日、クールジャパンパーク大阪SSホール)の発表会見が16日、大阪市内であり、主演の木下桜(29)は「何か前向きになるキッカケになる(舞台)」とPRした。
NHK連続テレビ小説「おむすび」をモチーフにした舞台で、人と人との結びつきを重視した舞台。阪神淡路大震災、東日本大震災、新型コロナ禍など99年から現在までの激動の時代の流れの中を生き抜いて、女の子から大人の女性に成長していく主人公と、それを取り巻く家族愛、友情が描かれた作品だ。
先週から稽古はスタート。中心となる主人公の祖母役を演じる山崎千惠子(60)は「温かい稽古場」と胸を張り、舞台初出演のNMB48・水田詩織(26)は「ガッツリした演技は初めて。ドキドキしてたけど、皆さんが明るくて安心しました」と笑みを浮かべた。
吉本新喜劇の島田珠代(54)は初顔合わせでいきなり「皆さん、パンティーはいてますか?」と持ちギャグで和ませようとしたが「盛り上がらず後悔しました」と苦笑い。演出・福谷圭祐氏(34)は稽古で珠代の演技を細かくチャックしアドバイス。「それは喜劇ですね」などとギャグにダメ出し。「1つ1つ武器を取り上げてます」と珠代の笑いの部分を消す作業に終始しているそうだ。新喜劇以外での演技がほぼ初めてという珠代も「完全に女優として挑みます。勉強させていただく。新喜劇女優とシリアス女優の二刀流で大谷(翔平)選手のように」と笑わせたが、福谷氏は「珠代節みたいなのものを消すのは不可能。戻していって結果的にちゃんと成立している状態で新喜劇的な珠代さんが出てくるようになればいいな」と“珠代ギャグ”の出現も楽しみだ。
大阪出身の俳優・多和田任益(31)は「関西のいろんな色、年代、ジャンルの方が集まっていてワクワクします。ボクは波瀾万丈を起こす役」とアピール。水田との絡みで「新喜劇みたいなシーンもあります」と明かした。
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