巨人新人合同自主トレ 1500メートル走トップは育成2位・堀江正太郎

＜巨人新人合同自主トレ　3日目＞1500メートル走で力走する堀江（撮影・光山　貴大）

　巨人の新人合同自主トレが16日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われ、恒例の1500メートル走が行われた。トップは育成2位の堀江正太郎投手（18＝文星芸大付）で「こういうところでアピールしたいと思っていたので1番になれてうれしい気持ちです」と汗を拭った。

　一気に追い抜いた。序盤からドラフト1位の石塚裕惺（18＝花咲徳栄）がトップを快走したが、1000メートルを過ぎた当たりから堀江がペースアップ。一気に先頭に躍り出るとその後はペースを上げ続け5分34秒でゴール。2位の石塚には18秒の大差を付け「向こうも負けず嫌いというか、やっぱ走ってくると分かっていたので、ちょっと意識しながら走りました」と胸を張った。

　高校時代は毎日、ポール間ダッシュを10本行い、冬場は10キロ以上走ることを日課に。自慢のスタミナを見せつけ「早く同じスタートラインに立つのが目標」と支配下登録をつかむ決意を示した。