3大関そろって土…綱獲りの豊昇龍が初黒星、琴桜は4連敗、大の里3敗目 全勝は40歳の玉鷲ら4力士

＜大相撲初場所5日目＞小手投げで豊昇龍（右下）を破る熱海富士（撮影・西海健太郎）

　◇大相撲初場所5日目（2025年1月16日　東京・両国国技館）

　大相撲初場所は16日、東京・両国国技館で5日目の取組が行われ、綱獲りを狙う大関・豊昇龍（25＝立浪部屋）は西前頭2枚目・熱海富士（22＝伊勢ヶ濱部屋）と対戦。互いのまわしを取る時間が続いたが小手投げで敗れ、初黒星を喫した。

　横綱・照ノ富士はこの日から休場。結びの一番で対戦予定だった東前頭3枚目・豪ノ山は不戦勝となった。

　横綱昇進に挑むも3連敗中の大関・琴桜は東前頭4枚目・正代と激突。寄り倒され1勝4敗となり、今場所後の横綱昇進は絶望的となった。

　大関2場所目で今場所から大銀杏（おおいちょう）を結った大の里は西前頭2枚目・王鵬に送り出され、3敗目を喫した。

　関取最年長40歳の玉鷲は、29歳の西前頭10枚目・明生を序盤から一気に引き落とし、全勝をキープした。

　5日目の取組を終え、全勝力士は王鵬、千代翔馬、玉鷲、金峰山の4人。