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3大関が総崩れ 横綱の途中休場を受け、土俵を引き締めるべき協会の看板力士が苦しむ

スポニチアネックス / 2025年1月16日 19時10分

<大相撲初場所5日目>熱海富士に小手投げで敗れた豊昇龍(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲初場所5日目(2025年1月16日 東京・両国国技館)

 3大関が総崩れした。熱海富士の小手投げに屈した豊昇龍は今場所初黒星。取組後の支度部屋では、報道陣に自ら腕を交錯させて「×」マークを作り、取材対応しなかった。

 取組を見守った粂川審判長(元小結・琴稲妻)は「振り回されて下手投げも効いてなかった。合口なんですかね」と指摘。先場所は熱海富士の勇み足で勝利したが、それまでは3連敗。初の綱獲り場所でも立ちはだかられてしまった。

 同じく綱獲りだった琴桜は正代に寄り倒された。2日目から4連敗となり、こちらも取材対応しなかった。「体を動かすのは気持ちだから。心技体ですね」と八角理事長(元横綱・北勝海)。受け身になりがちな精神面の課題が浮き彫りになった。

 大の里は王鵬に送り出されて黒星先行の3敗目。「集中して、また明日から」と話すのがやっと。この日から途中休場した横綱の照ノ富士に代わって、土俵を引き締めるべき大関陣が苦しんでいる。

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