北口榛花「五輪は過去のもの」ショートヘアに“イメチェン” おみくじ2度とも「悪すぎて…」

＜日本スポーツ賞・日本パラスポーツ賞表彰式＞大賞を受賞し笑顔であいさつする北口榛花（撮影・沢田　明徳）

　24年の日本スポーツ界で最も活躍した選手、団体を表彰する日本スポーツ賞の表彰式が16日、都内のホテルで行われ、パリ五輪陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花（26＝JAL）が大賞に輝いた。

　五輪時にはロングだった髪の毛をバッサリ切り、短髪にイメージチェンジ。「ずっとオリンピック気分でいるわけにはいかないなと思って。区切りをつけるときに美容室行くのが好き。髪形も変えて、五輪は過去のモノだぞという気持ちにするために、自分もスッキリしたかったので短くしました」と説明した。

　年末年始はゆっくり家族と過ごした。おみくじも引いたが、「悪すぎて…」と苦笑い。「すぐに結果が出なくても焦らないように」という趣旨の内容が2連続で出たといい「本当に気をつけろということだと思って今年一年頑張ろうと思った」と笑顔で語った。

　来季は世界選手権2連覇、アジア記録更新を見据えて、国内でじっくり体を鍛えている最中。拠点のチェコのチームへの合流については「今行っても寒いので…」と苦笑いで語り「合流するなら温かいところが良い。チームが温かいところに行くタイミングで合流しようかな」と予定を語った。