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【毎日映画コンクール】横浜流星 3度目タッグの藤井監督と妥協許さず「一つ上のステージに行けたね」

スポニチアネックス / 2025年1月17日 5時2分

<毎日映画コンクール・横浜流星インタビュー>主演俳優賞の横浜流星(撮影・小海途 良幹)

 ◇主演俳優賞 「正体」

 「正体」の演技で横浜流星(28)が初の毎日映コン主演賞を受賞。「どの作品も全力を注いでいますが、特に思い入れの強い作品。うれしいですね」と白い歯を見せた。

 藤井道人監督とは長編映画では3回目のタッグ。今作は2人で企画を立ち上げ、4、5年をかけて公開にこぎつけた。

 「藤井組は絶対に妥協せず、納得のいく作品を世の中に届けている。でも結果が出ないという思いが2人の中であった。今回、一つ上のステージに行けたねと話しました」

 染井為人氏の同名小説が原作。殺人事件の容疑者として死刑判決を受け、脱走した主人公・鏑木役を演じた。土木作業員やフリーライターなどさまざまな人物として潜伏する難役。意識したのは「別人にならないこと。鏑木が(逃げる上で)街に溶け込むために別の人物を演じているという意識を大事にした」と振り返った。

 小学生の時にスカウトされて芸能界に入った。当時は空手少年。国際大会で優勝したこともある実力で「格闘家として生きていくと決めていた」。試合では感情を抑制することが求められてきたが、役者はさまざまな感情を表現することが求められる。「違う世界へ来たような感覚。自分を表現するのが最初は嫌いでした」と明かす。14~15年放送の「烈車戦隊トッキュウジャー」で演じることの楽しさに気づき、役者の道へ進むことを決意。今では「普段できないことを違う人格として経験できる。これ以上幸せなことはない。好きなことができている」と芝居のとりこだ。

 放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」に主演するなど、今や押しも押されもしないトップランナー。ますます目が離せない。 (糸賀 日向子)

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