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森繁和氏 岩瀬氏に「第二の岩瀬を育ててくれると期待」 思い出は07年日本Sの完全試合リレー

スポニチアネックス / 2025年1月17日 5時48分

野球殿堂入り通知式 野球殿堂入り通知式を終え落合博満氏のレリーフを挟んで写真に納まる岩瀬仁紀氏(右)と森繁和氏

 野球殿堂博物館は16日に都内で今年の殿堂入りを発表し、プレーヤー表彰ではプロ野球最多の407セーブを挙げた元中日・岩瀬仁紀氏(50)が選ばれた。

 【森繁和氏からの祝福】

 本当におめでとう。岩瀬本人から殿堂入りの報告を受けてゲストスピーカーとして通知式に出席させてもらった。自分のことのようにうれしかったし、呼んでもらえて光栄だった。

 殿堂ホールでは落合博満監督のレリーフを挟んで一緒に写真を撮った。04年に落合監督と一緒にコーチで中日に入団。その年から岩瀬のクローザーを決めた。スライダーが最大の武器。打者の嫌がる球だった。以降、彼が引退するまで同じユニホームで戦った。残した記録は本当に素晴らしい。1000試合登板に400セーブ。今後、誰が破るのかと思う。無理やり登板させたり、こき使った覚えはないが(笑い)。

 大事な思い出は07年の日本一だ。日本ハムとの第5戦で先発の山井と完全試合リレー。日本一が決まる試合で2人での完全試合は前代未聞だろうし、今後も二度とないと思う。これからは指導者として頑張ってほしい。第二の岩瀬を育ててくれると期待している。 (スポニチ本紙評論家)

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