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フジ社長17日に緊急会見 「通常業務にも支障」 中居トラブル説明へ、会見で問われる5つのポイント

スポニチアネックス / 2025年1月17日 4時2分

フジテレビ社屋

 フジテレビは16日、17日に緊急の定例社長会見を開催すると発表した。タレント中居正広(52)の女性トラブル騒動に関する報道などについて説明する。港浩一社長らからどのような発言があるのか注目が集まる。

 定例会見は当初2月下旬に予定していたが、急きょ開催を決断。昨年12月に判明した中居の女性トラブルに幹部社員が関わっていたという一部報道を同局は否定してきたが、視聴者やスポンサーから説明を求める声が殺到し、トップが説明せざるを得ない状態になった。フジ・メディア・ホールディングスの株を保有する米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めるなど、コーポレートガバナンスの問題を指摘したことも追い打ちとなった。

 在京の一般紙やスポーツ紙、通信社などで構成されるラジオ・テレビ記者会は14日、会見を正式に要求。わずか2日間での決断に同局関係者は「騒動が広がりを見せスポンサーからの突き上げもあり、通常業務にも支障が出るようになった。一刻も早い説明が必要だった」と話している。

 会見のポイントは主に5つ。(1)中居への調査(2)被害女性への対応(3)幹部社員とトラブルの関連(4)タレントへの女性アテンドの会社ぐるみでの常態化(5)今後の調査方法――。

 本紙の取材ではトラブルが発生したのは2023年6月。(1)に関連しトラブル発生直後から同局は中居から事実関係の聞き取り調査を実施していたのか。また、なぜ当時中居の番組継続という判断になったのか。(2)については、被害を受けたとする女性へのサポートは万全だったのか。

 (3)、(4)に関しては16日発売「週刊文春」で幹部社員が設けた別の会食に参加した現役女性アナウンサーが「いかがわしい接待をさせられた」と告発するなど、新たな疑惑が浮上。こうした会食やアテンドの実態も焦点となる。

 フジは昨年末から外部弁護士のもと調査を実施していると表明している。ただその具体的な調査方法や進捗(しんちょく)については明かしていない。同局の局員は「本当にしっかりと関係者から聞き取りなどを行っているのか。第三者委員会の設置は必要ないのか」と語るなど、局内でも不信感は募っている。一連のトラブルへの見解も含め、フジが会見でどのような説明をするのか。今後の経営のかじ取りにも大きく関わってくる事態となりそうだ。

【TV局の不祥事会見】

 ▼視聴率不正工作 2003年10月、日本テレビのプロデューサーがサンプル調査世帯に謝礼を渡して担当番組を見せる視聴率“買収”が発覚。当時の萩原敏雄社長が会見し説明と謝罪した。

 ▼制作費着服 04年7月、NHKの紅白歌合戦を担当するプロデューサーの不正経理が発覚。当時の海老沢勝二会長が緊急会見して陳謝。処分を発表。

 ▼「発掘!あるある大事典2」 07年1月、関西テレビ制作でフジテレビ放送の「発掘!あるある大事典2」でデータのねつ造が発覚。当時の千草宗一郎関テレ社長らが会見し、調査委員会の立ち上げなどを発表。

 ▼「セクシー田中さん」 24年5月、原作者が急死したドラマ「セクシー田中さん」について、放送した日本テレビが会見。社内特別調査チームが調査結果を発表。

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