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殿堂入りのイチロー氏 活躍の要因を自ら分析「常識を疑い感性に基づき行動してきた」 

スポニチアネックス / 2025年1月17日 4時32分

野球殿堂入り通知式 野球殿堂入り通知式を終え、記念写真に納まるイチロー氏(左)と王貞治氏

 ◇イチロー氏 野球殿堂入り

 日本では7年連続首位打者に輝き、大リーグでは3089安打。日米通算4367安打は世界記録だ。なぜ常識を覆す活躍ができたのか。イチロー氏は「多くの人が常識だと思っていることを疑い、大事な決断は自らしてきた。第三者の意見ではなく、感性に基づき行動してきたことは大きな要因の一つだと思う」と自ら分析した。

 感性を大切にするからこそ、大リーグを中心としたデータ偏重の野球に「一時的な利益のために大切なことを失ってほしくない。大胆な変化にはいいこともあるが、気づいた時には手遅れ、ということはよくある」と危機感を募らせる。日米の野球環境の違いにも言及。

 「規制の多い日本では、一定世代以下はキャッチボールすら特殊なスキルになってしまった。米国では今も野球は近くにあり、世代を超えて継承されているように見える」と力を込めた。

 スピーチでは「大好きな野球を長く続けてこられた中で」と切り出し、球界の先輩との再会に笑顔を見せた。06、09年のWBCでそれぞれ監督を務めた王貞治氏、原辰徳氏を前に「王監督は一緒に同じユニホームを着て初めて戦ったわけですし。原監督とはあんまりいい話はないですね」と笑わせ、「こうして今日再会できたことを本当に喜んでいます」と声を弾ませた。

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