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震災追悼行事「1・17のつどい」に神戸トップチームが初参加 FW武藤嘉紀「後世に引き継いでいく」

スポニチアネックス / 2025年1月17日 8時24分

阪神大震災の追悼行事「1・17のつどい」に参加した(右から)神戸FW武藤嘉紀、吉田監督、DF山川哲史、GK前川黛也

 阪神大震災の追悼行事「1・17のつどい」が神戸市中央区の東遊園地で催され、J1神戸の吉田孝行監督、全選手計58人が参列した。震災から30年目の節目。クラブとして初めてトップチーム選手が参加し、震災が発生した午前5時46分には黙祷が捧げられた。

 当時滝川二(兵庫)の高校3年生だった吉田監督は「あの日の揺れは忘れられないですし、忘れない。亡くなった方々の分も1日、1日を大事にして生きなきゃいけない」。

 灯籠の明かりでかたどる今年の文字は「よりそう」。多くの人が灯籠のあかりに向かって手を合わせる姿に、東京出身のFW武藤嘉紀は「出身地ではなくとも自分的には(神戸は)第二の故郷。語り継いでいただいた思いをしっかり汲み取って、後世に引き継いでいかなくちゃいけない」と使命感を口にした。

 チームは参列後にキャンプ地の沖縄入り。リーグ3連覇とアジアチャンピオンズリーグエリート優勝を目指していく。

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