兵庫県神戸市出身・浅野ゆう子 阪神淡路大震災当日の朝振り返り「泣きながらの母からの電話でした」

女優の浅野ゆう子

　女優の浅野ゆう子（64）が17日、自身のインスタグラムを更新。この日で発生から30年となる阪神淡路大震災について伝えた。

　兵庫県神戸市出身の浅野は「1995年1月17日」と切り出し、「あの日…ちょうどこれくらいの時間に公衆電話からかかってきた1本の電話…　私は大丈夫だから心配しないで　たくさんの方が並んでいるから切るね。大丈夫だから心配しないでね。泣きながらの母からの電話でした」と振り返った。

　そして「あの声は、今も忘れられません…あの日から30年…」と回想。「あとになって聞いた話しですが…母があまりにも泣いていたので、前に並んでいらした大学生くらいの男性の方が、ご自分も早く連絡を入れたい方がいらしたにもかかわらず、お先にどうぞ　と、母に順番を譲ってくださったそうです」と明かした。

　続けて「そんな大変な時にでも、人を思いやるお心に、改めてありがとうございましたとお伝えしたい…」と感謝。「よりそう…私も、ふるさと神戸に、これからも、もっともっとよりそって生きていきます…がんばろう神戸…その気持ちも持ち続けて…1000万ドルの夜景がとても美しい神戸　私も大好きなその夜景をお届けします」と夜景の写真を公開、神戸への思いをつづった。