桜樹ルイ55歳 村西とおる監督が付けた作品名を回顧「ホジってください」「すすってください」

桜樹ルイ（98年撮影）

　1990年代前半に一世を風靡（ふうび）した桜樹ルイ(55)が16日深夜に放送されたテレビ東京「じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～」（木曜深夜0・00）にゲスト出演。ダイヤモンド映像専属時代の出演作について語った。

　桜樹は「25年以上ぶり」というテレビ出演で、芸能界入りしてから現在までの人生を振り返った。その中で、ダイヤモンド映像専属女優時代について、村西とおる監督に触れ、「村西さんって豪快な方で、頭もいい方なんで、タイトルとかパッケージにセンスがある」と言い、デビュー作は「ホジってください」で、ほかの作品には「くやしいけど腰が抜けちゃった」「すすってください」などのタイトルがあったと説明。「そのおかげでバンって売れたっていうのはあると思うので、その部分では感謝している」と話した。

　また、「ダイヤモンドでデビューした直後には、しょっちゅう会社に来いと言われて（スタッフの）ご飯とかを私がつくっていたんです。そのまかないを出す場所にホワイトボードがあるんですけど、女優の名前が一覧で並んでいて、棒グラフでこの子は何万本、この子は何千本って。女の子たちはそれを見て“私、売れてないんだ”って。それでモチベーションが上がるか分からないんですけど、頑張んなきゃっていう気持ちにはたぶん…。ありがたいことに棒グラフは1番上でした」と明かしていた。

　桜樹は1980年代から90年代に人気を博し、フジテレビ「オールナイトフジ」や、志村けんさんのコント番組、NHK大河ドラマ「春日局」（1989年）にも出演。23年9月にXを開設し、昨年8月には“レジェンド”小林ひとみとの再会を報告し、2ショットをアップ。昨年12月からは、東京・銀座の会員制高級クラブ「銀座エルプリンセス」に、小林ひとみとともに勤務している。