オリックスが今季の神戸での6試合で95年当時のユニホームを着用 右袖に「がんばろう KOBE」

「がんばろうＫＯＢＥ」の文字が刻まれた1995年当時のユニホーム

　オリックスは17日、今季のほっともっとフィールド神戸での主催6試合で「神戸シリーズ2025～がんばろう KOBE30th～」（supported by THE　KOBE CRUISE）を開催することを発表した。

　阪神大震災から30年。被災地が過ごした日々と今一度向き合い、改めて災害について考えるきっかけになればという思いから、対象試合では右袖に「がんばろう KOBE」のロゴが入った95年当時のオリックス・ブルーウェーブのユニホームを着用する。

　「あの時はテレビで“がんばろう KOBE”を見ていましたし、ブルーウェーブのユニホームを着てできる喜びを持って、プレーできるのを楽しみにしている。お客さんも喜んでいただけたら」と岸田監督。2年目だった95年に新人王などに輝いた平井投手コーチは「僕がプロを始めた時のスタジアム、ユニホームなので、凄く楽しみ」としみじみと語った。

　対象試合は5月31日、6月1日西武戦、7月4、5日ロッテ戦、7月17日楽天戦、8月27日ロッテ戦。当時の記憶を振り返る「がんばろう KOBE」報道写真展も球場で開催予定。