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中村紀洋氏 メッツ移籍破談後は人間不信でメンタル崩壊「人を信じることができなかった」

スポニチアネックス / 2025年1月17日 20時17分

中村紀洋氏のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」から

 近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が17日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。メッツ移籍破談後に人間不信になったことを明かした。

 中村氏は2002年7月にFA権を取得。当初「メジャー移籍はあまり頭にない」と話していたが、42本塁打、115打点を記録したシーズン後には「中村紀洋というブランドを考えて、近鉄で終わっていいのか」と悩み、同年11月5日にFA宣言した。

 一時はメッツ入りが内定していたが、メッツ入りの報道が先行したこともあって急転、近鉄残留を決断。その後、近鉄と再交渉を行い、同年12月21日に残留を表明した。推定年俸は6年総額30億円プラス出来高払いだった。

 メッツ移籍破談後の心境について「ちょっと人を信じることができなかったですね。誰が正解なの?という。ケガもしました。そういうメンタルでやってるとケガもしますよね。あまり自分自身(野球が)楽しくなかったです。ただ、野球をやっている。ただ、仕事をしているっていう感じでした」と明かした。

 残留交渉にも参加した梨田昌孝監督との会話についても言及。「“残留してくれ。戦力的に落ちるので何とか残ってくれ”っていうことですよね」とやり取りを明かした。梨田監督の存在については「ずっとルーキーの時から見てくれているので感謝している」としつつ「その時は恨みましたよ。“早く返事しろ”と。“オッケー、行ってこい”と何で言えなかったのかなと思っていました」と本音も打ち明けた。残留交渉の席ではメッツ移籍の決断を伝えても「2時間くらいずっと“ノー”」と言われ続けたそうで「あの(交渉中にメッツ移籍の)報道が出るまで、(午後)8時くらいやったんですよ。(自身の考えはメッツ移籍で)全て決まっていたんですよ」と振り返った。

 この時、メッツ移籍の考えを伝えるために近鉄、阪神の関係者と面会する予定だった。「近鉄さん終わって阪神さんと会う約束もしていましたから。(報道が先行したため)全部無くなりました。電話連絡だけです。それが申し訳なくて。対面で話をさせてもらいたかった」と振り返った。断りの面会のはずが、急転、近鉄との残留交渉となったことについては「良い条件をいただいたと思うんですけど、野球をやるメンタルじゃなかったので何でもええわみたいな感じでしたね」と明かした。

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