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高梨沙羅「確信をついたものが見えてきている」 地元・札幌でW杯今季初の表彰台へ

スポニチアネックス / 2025年1月17日 17時52分

<女子W杯>公式練習1回目を飛び終えた高梨(撮影・高橋 茂夫)

ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子札幌大会は18日、北海道の大倉山ジャンプ競技場で個人第10戦が行われる。17日に予選が行われる予定だったが、悪天候などにより順延となり、公式練習のみが行われた。18日の本選前に予選を実施する。

 高梨沙羅(28=クラレ)は1回目が125メートル、2回目は99・5メートルだった。練習後に取材に応じ、「1本目の飛び出しは悪くなかったと思う。シーズンはじめからなかなか厳しい試合が続いているけれど、試合を重ねるごとに自分のジャンプが見えつつある。確信をついたものが見えてきているじゃないかとも思う。札幌大会でいいキッカケがつかめたら」と意気込みを語った。

 ここまで今シーズンW杯では4位が最高。現在、テーマとしているのはテイクオフ部分だ。「ちょっと長く踏めないというか、凄く短い伝え方になっているので、そこをもうちょっと改善したい。あとは空中に出てからスキー(板)が返ってしまうというか、ばたついてしまうのでその辺の確率を上げて行けたらと思っている」と自身を見つめた。

 また今シーズンから国際スキー連盟(FIS)のルール改正があり、着地時のテレマークの有無で減点幅が大きくなった。この日の練習については、「テレマークを入れることはできなかったので、そこはもっと経験していかないといけないなと思う」と課題を口にした。

 オーストリアで行われた前戦を終え、帰国後は会場の大倉山ジャンプ競技場でも調整を重ねてきたという。地元・札幌でW杯今季初となる表彰台へ、「たくさんの方々が応援してくださる試合の一つ」と気合十分に言った。

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