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トヨタ自動車・熊田任洋 入社2年目の今季は二遊間争奪戦に挑む「中心選手になって優勝に貢献したい」

スポニチアネックス / 2025年1月18日 11時1分

トヨタ自動車・熊田任洋

 トヨタ自動車の熊田任洋内野手(23)は、超激戦の二遊間争奪戦に挑む。昨秋の日本選手権ではルーキーながら「2番・三塁」の定位置を獲得して優勝に貢献。さらなる飛躍を期す今季は、早大時代まで慣れ親しんだポジションでのプレーを思い描く。

 「今年は都市対抗での優勝を目指す中で、二遊間として試合に出場したいというのが一番強い。チームの中心選手となって、優勝に貢献できる1年にしたいと思います」

 東邦(愛知)では1年秋から遊撃の定位置を獲得。3年春は「4番・遊撃」として、選抜大会の優勝に貢献した。早大でも1年春から遊撃のレギュラーに。3年秋のリーグ戦は二塁に回ったが、4年からは志願して再び遊撃として活躍した。だが、トヨタ自動車に入社後には、ともに昨年の社会人野球ベストナインに選出された二塁・佐藤勇基、遊撃・和田佳大が君臨。熊田自身の故障もあり、昨夏の都市対抗終了後は三塁を主戦場とした。

 「お二人とも社会人を代表する二遊間なので、日々、勉強させていただいています。でも、そのお二人を追い越す気持ちじゃないとやっていけないと思うので、なんとかそこに入って、チームを引っ張っていけるような選手になりたいと考えています」

 もちろん、大きな壁が立ちはだかることを知っている。鉄壁の内野陣を引っ張った和田、佐藤とともにノックを受けると学ぶべきことばかり。社会人を代表する2人の技術を目に焼き付けると同時に、熊田は一つ一つのプレーの精度と再現性を高めることに腐心する。個人練習でもノック、ゴロ捕球を地道に繰り返すのが日課。「しっかり数を受けて、体で覚えるしかない」と足元を見つめる。

 飽くなき向上心を抱くのは、打撃でも同じだ。昨秋の日本選手権では5試合で、打率・389、4打点をマーク。その後の台湾でのウインターリーグでも打率は5割を超えたが、この冬、スイングの微修正に乗り出した。

 「日本選手権では自分では捉えた打球が力のないフライになったり、ファウルになることがあった。そこに対して、この冬の期間、考えていきたいと思います」

 高いミート力の裏付けでもあった理想的なレベルスイングゆえ、高めと低めの投球に対して、それぞれアッパースイングの角度に齟齬があった。改善に役立つドリルに取り組みながら、スイングスピードも強化。今季は逆方向への強い打球、長打も期待できることになる。「マークも厳しくなると思うので、そこに負けないようにやっていきます」。進化の日々はとどまることを知らない。

 

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