1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ドジャース・大谷「微力ながら」約7800万円寄付 LA山火事復興支援に立ち上がる 米メディア称賛

スポニチアネックス / 2025年1月18日 2時32分

50万ドルを寄付したドジャース・大谷翔平

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地のロサンゼルスで続く大規模な山火事の被災者らを支援するため50万ドル(約7800万円)を寄付すると自身のインスタグラムで発表した。懸命に活動する消防士への感謝を示し、古巣・エンゼルス、NBAレーカーズなど本拠を置く他のプロスポーツチームが行う支援活動への協力も呼びかけ。被災者に加えて動物への支援にも触れた行動に、米メディアも賛辞を贈った。

 「LA Strong(LA、強くあれ)」と書かれたTシャツの画像を添え、大谷が強力な支援を表明した。「LAでの火災にあたり私達のために戦い続けてくれている消防士の皆さんに心から感謝します」。まずは懸命に消火活動に当たっている消防士への謝意を示し「そうした消防士の方々や避難生活を余儀なくされている方々、支援の必要な動物達のために微力ながら50万ドルを寄付させていただきます」と約7800万円を寄付することを明かした。

 7日に発生した山火事。捜査機関が16日に死者が27人になったと発表し、引き続き約8万2000人が避難命令の対象となるなど被害は拡大している。ド軍と同じロサンゼルスに本拠を置くNBAレーカーズの試合が中止になるなど、スポーツ界にも影響がある中で大谷が支援に動いた。

 花巻東1年の時に東日本大震災を経験。これまでも災害などの支援活動を積極的に行ってきた。コロナ禍では医療従事者へのマスク供給のためにNPO法人を通じて支援活動を行った。昨年1月1日の能登半島地震でも、ド軍と連名で声明を発表し、復興を願い寄付した。今回も「Los Angeles Dodgersは他競技のチームと協力してTシャツの販売などを行っています。皆様ご検討いただけますと幸いです」と他のプロスポーツチームと連携した支援活動への協力も呼びかけて、支援の輪の広がりを願った。

 米メディアは「翔平に拍手を」などと絶賛。NFL専門メディア「MLFootball」は公式X(旧ツイッター)で、大谷のインスタグラムの画像を添えて「心温まる。スーパースターの大谷が50万ドルを寄付すると発表した。彼の年俸の1/4だ」とし、後払いのため年俸200万ドル(約3億1200万円)となっている金額との比較を紹介した。

 球団も避難地域の住民に対し、チームグッズ、日用品、学習用具などを本拠地のドジャースタジアムで17日(日本時間18日)に配布するとSNSで発表。「微力ながら」とした大谷の支援は、間違いなく大きな力を持っている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください