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「活躍を祈ります」被害者女性へ…あまりにも人ごとな発言 フジ港社長、緊急会見で頭も下げず

スポニチアネックス / 2025年1月18日 4時12分

会見するフジテレビの港浩一社長

 【記者の目】物々しい雰囲気で行われた約100分の会見で、時間が止まったかのように感じた場面があった。被害女性へのコメントを求められた港社長が「活躍を祈ります」と口にした瞬間だ。フジは女性と中居との間に起きたトラブルに「幹部社員の関与はない」という考えがあるにせよ、あまりにも人ごとの言葉。女性の感情を逆なでするのではないかと、会見場に緊張が走った。

 16日に急きょ決まった会見。一般紙やスポーツ紙のみが出席する通常の定例会見の形式のため、参加者は19社33人に限られた。ただ、いつもは5分前には入室し気さくに記者と触れ合う港社長も、直前に入室。ハンカチで首元を拭うしぐさも見られた。同局社員は普段より10人近く多く参加するなど重い空気感が漂っていた。

 会見をスムーズに進行したい思惑があったことは間違いない。自己都合にも見えるが、フジが主張する被害者の人権を守るために必要でもあったことも確かだ。質問の中には女性の身元特定につながるものもあり、生中継されていた場合は取り返しのつかない事態となっていたはずだ。

 ただ、そうした配慮もあった中での「活躍を祈ります」発言。本当に局として女性と向き合っていたのかには疑問が生じる。冒頭で騒動となったことについての謝罪文を読み上げたが、頭を下げることもなかった。

 事前に想定できたであろう核心に触れる質問には「調査委員会に委ねます」などと回避を続けた。その中で、不意に求められてとっさに出たコメントだ。さらに厳しい視線が注がれそうだ。(山内 健司)

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