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朗希ドジャース入りにサンディエゴ地元紙「一段と失望を深めた」 一方で「オフの惰性を変えるきっかけに」

スポニチアネックス / 2025年1月18日 9時31分

ペトコ・パーク全景

 ロッテからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムを更新。ドジャースとマイナー契約を結んだと投稿した。ブルージェイズとともに最終候補の3球団に残りながらも、佐々木の獲得に至らなかったパドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」のケビン・エーシー記者が深い失望と今後進むべき道について報道した。

 「佐々木朗希がパドレスやブルージェイズよりもドジャースを選ぶ」の見出しで報道。「パドレスの期待外れのオフシーズンは金曜日にさらに一段と失望を深めました」と深い落胆を表す文章から始めた。

 「日本のセンセーション、佐々木朗希がドジャースとサインすることを発表しました。これにより、パドレスは2025年シーズンに向けて不確かな道を進むことになり、最も近くて厄介なライバルが、またしてもスター選手を獲得する現実に直面することになります」と同地区のライバル・ドジャースへの警戒感をあらわにした。

 昨季は10勝8敗と勝ち越しているだけに「パドレスは良い先発ローテーションを持っています。昨年のコアプレイヤーのほとんどがパドレスでシーズンを開始する予定であり、2024年にはすべてのチームよりも多くの試合に勝ちました」と自信を見せる一方で「佐々木は希望の象徴でした」と喪失感も表現。

 「彼とサインすることは、確実に長く冷たい冬を温めることになったでしょう。この痛みを癒しながら、埋めるべき重要な穴がいくつかあります」とも指摘。「佐々木の争奪戦の結末は、少なくともパドレスのオフシーズンの惰性を変えるきっかけとなるかもしれない」と今後の積極的な戦力補強に期待を寄せた。

 「組織内の人々や、パドレスと関係を持つ人々によれば、チームは給与を削減し、より手頃な才能を獲得するために、どのスター選手でもトレードすることを少なくとも考慮している」としたうえで「少なくとも1人の先発投手、左翼手、指名打者とベンチで戦力に厚みを持たせる選手が必要だ」と補強ポイントも示した。

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