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埼玉栄高3年・碇潟 デビューから4連勝で勝ち越し 「ずっと相撲のことを考えている」

スポニチアネックス / 2025年1月18日 13時53分

 ◇大相撲初場所7日目(2025年1月18日 東京・両国国技館)

 埼玉栄高3年で、高校生初の三段目最下位格に付け出された碇潟(いかりがた、17=伊勢ノ海部屋)が4連勝で勝ち越しを決めた。「とりあえずホッとしている」と笑みをこぼした。

 西三段目77枚目・大翔樹(27=追手風部屋)を相手に「いつも通り当たって攻めようと思ったけど、緊張して良くなかった」。それでも1分を超える相撲で粘りを見せ、「形を崩さないように相手の形にならないようにした」と出し投げで相手を崩して寄り切った。

 初日に初土俵を踏み、白星デビュー。プロとしては「誰よりも夜とか時間があればトレーニングをしている。ずっと相撲のことを考えている」と力を込めた。

 甲山親方(元幕内・大碇)の次男で兄は十両・若碇。「(兄の取組は)すごいなと思う。尊敬するところもある」と語る。残りの3番に向けて「まだ4番勝っただけ。先を見ずに一番一番勝っていきたい」と意気込んだ。

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