金子恵美氏 フジ港社長会見で一番のポイントは…「第一は被害者の意志。適切な対応ができていたのか」

金子恵美氏

　元衆院議員の金子恵美氏（46）が18日、日本テレビ系情報番組「ウェークアップ!」（土曜前8・00）に生出演。タレントの中居正広（52）の女性トラブルに関し、17日にフジテレビの港浩一社長（72）らが緊急会見を開いたことについてコメントした。

　港社長は会見で、トラブルを2023年6月の発生直後に認識していたと説明。しかし「公にせず、他者に知られず仕事復帰したいという女性の意思を尊重し、心身の回復とプライバシーの保護を最優先に対応した」といい、多くの人間がこの件を知る懸念があることから、中居への正式な聞き取りは行わなかった。その後、中居からも「女性と問題が起きている」と連絡があったという。今後は新たに設置する第三者が入った「調査委員会」に調査を委ねるとし、自らもその調査対象になっていることを明かした。

　金子氏は「会見のあり方という指摘もあるんですが、私は第一は被害者の意志だと思っていて。“他者に知られず仕事に復帰したいという女性の意志を尊重した”と会見で言及があったんですが、それが本当なら、その気持ちにどこまで向き合っていたのかということと、会社からのフォローは十分かつ適切だったのか、ここが一番ポイントだと思っている」とコメントした。

　そして今後について「この後の調査委員会の中で、適切な対応が企業としてできていたのかを徹底解明してほしいし、そこは求めたい」と語った。

　番組では午後8時半から約10分に渡ってこの問題を取り上げ、金子氏と弁護士の亀井正貴氏がコメントした。