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引退した横綱・照ノ富士が最後に相撲を取った相手、翔猿が劣勢をはね返して正代を送り出し5勝目

スポニチアネックス / 2025年1月18日 17時34分

<大相撲初場所7日目>正代(左)を送り出す翔猿(撮影・五島 佑一郎)

 ◇大相撲初場所7日目(2025年1月18日 東京・両国国技館)

 東前頭2枚目の翔猿(32=追手風部屋)が大関経験者の東前頭4枚目・正代(33=時津風部屋)を送り出し5勝2敗とした。4日目に横綱・照ノ富士を送り出すなど今場所は1横綱2大関を破っている。

 立ち合いから正代が右四つ、左で抱えて攻め込んだ。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「正代らしい攻めといういか。(翔猿に)右を差させるようにして正代が引っ張り込んだ。右差しで、まわしをとらずに左で抱えて攻める。怪力じゃないとできないですよ」と指摘した。

 攻め込まれた土俵際で翔猿は右下手投げで体勢を入れ替えて逆転、そのまま送り出した。花田氏は「今場所の翔猿は粘る相撲が取れています」と話した。

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