元巨人・クロマティ氏が佐々木朗希ドジャース入団大賛成「大谷・山本とメジャー最強3本柱誕生だ」

元巨人クロマティが公式YouTubeで佐々木ドジャース入りを解説する

　元巨人の助っ人選手ウォーレン・クロマティ氏（71）が18日、佐々木朗希投手（23）のドジャース入団決定について、公式YouTubeを更新。「大谷翔平と山本由伸とメジャー最強の3本柱だ」と、活躍に太鼓判を押した。

　佐々木のドジャース入りには、米国で密約説やデキレース説が流れるほどの大騒ぎとなっているが、同氏は「100%大賛成。だって、佐々木は、大谷と山本からたくさん教わることができる。しかも、ドジャースは、野茂英雄以来、歴史的にも日本の投手を良く知っている」と解説する。

　「あえて弱小チームで奮闘してほしかった」、「日本人選手のいないチームに行ってほしかった」などの声もあるが、同氏は「誰だって世界一になりたい。野球は1人じゃ勝てないから、心強いチームメイトと戦えるに越したことはない。最高の環境で、かつ資金も豊富な最強のチームにオファーを受けて、誰が断るんだい？　当然の結果だ」と話した

　しかも、2度のトミージョン手術をした大谷にとっても、いい転機だという。「佐々木を加えた豪華なドジャース先発陣なら、大谷が無理に先発をする必要がない。クローザーにしたらどうかな」と、リリーフ転向を提案。以前から、同氏は「大谷の速球とスプリット、スイーパーは三振が取れる。大谷が試合のフィナーレを締める方が、さらに球場も視聴率も盛り上がるだろう」と説いていた。

　最後は「3月の東京ドームでのドジャース対カブスの開幕戦も、さらに楽しみになってきた。MLBでは、日本人選手がさらに大きな影響を与えていくようになる」と話した。

　クロマティ氏は現在、脊柱管狭窄症で下半身不随の車いす生活。週５日のリハビリに励んでいて、周囲の有志が、治療費を募るクラウドファンディングも立ち上げている。