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【玉ノ井親方 視点】同期生対決制した豊昇龍 前に出る圧力はおじ・朝青龍より上

スポニチアネックス / 2025年1月18日 19時44分

<大相撲初場所7日目>王鵬(左)に対し突きで応戦する豊昇龍(撮影・藤山 由理)

 ◇大相撲初場所7日目(2025年1月18日 両国国技館)

 注目の同期生対決は、立ち合いで勝負の明暗が分かれた。鋭く踏み込んで前に出た豊昇龍に対し、王鵬は一歩出遅れた。

 今場所の王鵬は立ち合いの当たりが光っていたが、大関の当たりはそれ以上だった。突き放してから左をたぐり、右からおっつけて相手を半身にさせ、後方にくらいついた。一連の動きが素早く、攻めも厳しかった。

 おじさんの朝青龍は体にバネがあって力も強く左差しを武器にしていた。一方の豊昇龍は押しや突きだけで勝負を決められるパワーがある。前に出る圧力はおじさんよりも上。この日も30キロ以上も重い王鵬を立ち合いから一方的に押し込んだ。

 朝青龍は横綱になってから相撲のうまさを身に付けた。そういう部分の伸びしろは豊昇龍にも十分にある。優勝争いや昇進の話をするのは気が早いが、横綱が引退した穴を埋める活躍を期待したい。(元大関・栃東)

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