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西武・今井達也3方向に曲がる”ナックルスライダー”で200三振&2年連続奪三振王目指す

スポニチアネックス / 2025年1月19日 5時3分

投球練習をする今井

 どこに変化するかは予測ができない。西武・今井達也投手が3方向に変化する「ナックルスライダー」をマウンドから投げ込むと、捕手を務めたロッテ・柿沼のミットをはじいた。

 18日までに福岡・久留米市内でスポーツトレーナーの鴻江寿治(こうのえ・ひさお)氏が運営する「鴻江スポーツアカデミー」の合宿に3年連続で参加。宝刀としてきたスライダーで周囲を驚かさせた。握りは同じでも投球時の重心の位置によって変化方向が変わる魔球に「1球種で3球種分の変化しているので、自分的にも楽になる」。柿沼は「これは捕れないわ」と舌を巻いた。

 3パターンの変化はフォークのように真下に落ちる縦スライダーが基本で、時に右打者から外角に逃げる軌道やシンカーのように内角に食い込む軌道を描く。まさに変化方向が予測できない「ナックルボール」。変化に違いに気づいたのは昨年で「手首の角度フォームのずれがあって変化が変わる。ミスがミスじゃなくなった感じ」とあえて修正をすることなく、独特の変化を生かすことに決めた。

 昨年は直球とスライダーで全投球の85・9%も187三振で自身初の奪三振王に輝き、自信を持ちった。「変化量のイメージがつくと打者が打ちやすくなると思う。球種が少ない分、このスタイルになっていきそう」。既に2年連続の開幕投手を通達され、責任感をにじませている今井。200奪三振、2年連続奪三振王を目標とし「昨年できなかったので、そこにリベンジしていきた」と宝刀で三振の山を積み上げる。(福井 亮太)

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