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藤浪 マリナーズでメジャー昇格目指す 右肩も復調し新フォーム習得に意欲 イチロー氏と“共闘”だ

スポニチアネックス / 2025年1月19日 4時32分

藤浪晋太郎

 メッツ傘下からFAとなっていた藤浪晋太郎投手(30)が、マリナーズとマイナー契約を結んだことが17日(日本時間18日)、分かった。春季キャンプには、招待選手として参加する。

 メッツと年俸335万ドル(約5億250万円)で1年契約を結んだ24年シーズンは、右肩の張りなどもあってメジャー登板機会なし。マイナーでは主に中継ぎで通算33試合1勝2敗1セーブ7ホールド、防御率5・94だった。シーズン終了後にはプエルトリコのウインターリーグに参戦し、全試合先発でリーグ戦通算6試合0勝1敗、防御率3・05。通算20回2/3で24奪三振、奪三振率10・45をマークし、大リーグのスカウトにアピールした。

 右肩については、昨季終盤に160キロ以上をマークしており、すでに復調。昨年12月中旬に帰国後は関東を拠点に自主トレに励み、パフォーマンス・コーディネーターの手塚一志氏に指導を受けながら不自然な動作を排除した新フォーム習得に取り組んでいる。

 藤浪は今月上旬にスポニチのインタビューに応じた際、「去年の同時期に比べれば肩のコンディションは今の方がいい。凄くいい契約というのはないと思うので、どんな形であれ、はい上がることにはなる。本当に月並みですけど、頑張るしかない、やるしかない」などと25年シーズンへの決意を語っていた。すでに日本野球殿堂入りを果たし、21日(日本時間22日)発表の米野球殿堂入りも確実視されるイチロー氏が会長付特別補佐兼インストラクターを務める新天地で、メジャー昇格を目指す。

 ◇藤浪 晋太郎(ふじなみ・しんたろう)1994年(平6)4月12日生まれ、大阪府出身の30歳。大阪桐蔭(大阪)では3年時にエースとして史上7校目の甲子園春夏連覇を達成。12年ドラフト1位で阪神入団。1年目から先発に定着し、15年まで3年連続2桁勝利。21、22年は開幕投手を務めた。17年WBC日本代表。NPB通算189試合57勝54敗11ホールド、防御率3・41。23年1月、ポスティングシステムでアスレチックス移籍。7月にトレードでオリオールズ移籍。24年はメッツと契約もメジャー登板機会なし。MLB通算64試合7勝8敗2セーブ、防御率7・18。1メートル98、100キロ。右投げ右打ち。

 ▽シアトル・マリナーズ 1977年の球団数拡張で誕生し、95、97、01年に地区優勝。ワールドシリーズ進出はない。任天堂・山内溥社長(当時)のグループが92年に買収。任天堂は16年まで筆頭オーナーだったため日本選手との関係が深く、イチロー、城島健司をはじめ、マック鈴木、佐々木主浩、長谷川滋利、木田優夫、岩隈久志、川崎宗則、青木宣親、菊池雄星、平野佳寿と98年から21年の24年連続で日本選手がメジャーに所属。本拠地球場はワシントン州シアトルのTモバイル・パーク。

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