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ドジャース・佐々木朗希 日本開幕シリーズでデビューも!大谷&山本と世界一トリオ 週明けにも入団会見

スポニチアネックス / 2025年1月19日 2時32分

佐々木朗希

 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、ドジャースに入団することを自身のインスタグラムで発表した。マイナー契約で契約金は650万ドル(約10億1400万円)。週明けにも正式契約し、入団会見を行う。最速165キロを誇る「令和の怪物」は開幕までにメジャー昇格すれば3月18、19日にカブスと対戦する日本での開幕シリーズ(東京ドーム)でデビューする可能性がある。

 20球団以上が獲得に名乗りを上げた大争奪戦が、ついに決着した。佐々木はドジャースの帽子の写真をインスタグラムに投稿。ド軍とマイナー契約を結ぶと明かし「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります」と決意をにじませた。

 当初から大本命とみられていた西の名門球団を新天地に選んだ。昨年12月10日の交渉解禁後、渡米してロサンゼルスの代理人事務所で面談を開始した。移籍先がパドレス、ブルージェイズとの3球団に絞られていた14日、大トリでド軍と2度目の面談をし最終決断を下した。

 マイナー契約前提での挑戦にも「はい上がって、世界一の選手になれるよう頑張る」という目標へ、球団の育成力や成長できる環境を重視した。ド軍は分析スタッフの充実度もメジャー有数。さらに昨年移籍1年目の山本の中4日登板を避けるなど、長期的視野での選手起用も熟知している。大船渡時代から獲得に興味を持ち、熱視線を注いできた球団でもあった。

 昨季4年ぶりにワールドシリーズを制したド軍には、23年WBCで侍ジャパンの一員としてともに世界一に貢献した大谷、山本が在籍。同じ岩手出身の大谷は「どこのチームを選んでも、彼なら素晴らしい成績を残せる」と話していた。23年9月の右肘手術から投手復帰する大谷、山本と日本選手トリオで組むことになる夢の先発ローテーション。スポーツ専門局「ESPN」は「史上最高の呼び声高いチームに佐々木が加わり、メジャー屈指の先発陣が形成される」と黄金期を加速させる存在と期待した。

 キャンプ、オープン戦を順調にこなせば開幕前にメジャー昇格することが確実だ。3月18、19日には東京ドームでカブスとの開幕シリーズ。開幕投手は山本が濃厚で、2戦目の19日に佐々木がメジャーデビューを飾る可能性がある。

 岩手県陸前高田市出身で小3だった11年3月11日、東日本大震災で父と祖父母を亡くしてから14年。野球に打ち込んできた「令和の怪物」が、ついにメジャーへ。昨年11月、ロッテのファン感謝デーで「熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張ってきます」と宣言した言葉を、ロサンゼルスで実行する。

 ≪日本選手3人は14年ヤンキース以来≫佐々木がメジャー昇格すれば、ドジャースは日本選手が大谷、山本と合わせて3人となる。日本選手3人の同時所属は、最近では14年のヤンキースのイチロー、黒田博樹、田中将大(現巨人)。その他、イチロー、長谷川滋利、佐々木主浩(02、03年)、イチロー、長谷川、木田優夫(04、05年)、イチロー、岩隈久志、川崎宗則(12年)のマリナーズなど多数例がある。最多はレッドソックスの4人で09年に松坂大輔、岡島秀樹、斎藤隆、田沢純一が所属した。

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