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金峰山 首位快走 自身初のストレート給金へ王手 好調の要因は首のストレッチ 新調枕もフィット

スポニチアネックス / 2025年1月19日 4時45分

時疾風(右)を押し倒しで破る金峰山(撮影・五島 佑一郎)

 ◇大相撲初場所7日目(2025年1月18日 両国国技館)

 平幕・金峰山が時疾風を押し倒し、自身初のストレート給金へ王手をかけた。同じく全勝の平幕・千代翔馬は不戦勝、平幕・王鵬が綱獲りの懸かる大関・豊昇龍に送り倒され、勝ちっ放しは2人になった。3大関は7日目にして初めて安泰だった。1敗で豊昇龍、王鵬、玉鷲、尊富士が追っている。

 重量感ある突きを、1メートル95の長身からリズム良く繰り出した。体重180キロの金峰山が時疾風を圧倒した。立ち合いから一歩も後退せずに押し倒し、11場所目の幕内で初のストレート給金へ王手をかけた。「焦らずに前へ出て良かった。体も動いて、落ち着いて取れています」と大きな胸を張った。

 好調の要因は毎日のように行う首のストレッチだ。朝稽古終わりの正午から1時間半、本来なら昼寝の時間を削って取り組む。首には古傷を抱える。昨年の春場所の取組で真っ青に腫らし、中盤に3日間の休場も経験した。23年春場所での新入幕以来、初めて十両陥落した先場所前、器具やゴムを使ってのストレッチを導入。首の状態は見違えた。

 眠れぬ夜も数え切れなかった。「痛すぎて夜に起きちゃう」ほどの痛みから解放されようとAmazonで見つけた1万~2万円の高級枕に救いを求めたこともある。最終的にはその後、街で見つけた5000円の枕が見事にフィット。頭からの立ち合いには再発の危険性があるため、もろ手からに改めたが、威力は十分だった。

 勝ちっ放しは同じ平幕の千代翔馬と2人になった。新入幕場所で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞して以降は2桁勝利もなく、鳴りを潜めてきたが、懸念だった首の不安が解消した今、ブレークの予感が漂う。中日の土俵は最近7場所連続白星。幕内では昨年夏場所以来の勝ち越しへ初日からの全勝ロードに乗り一気に決める。 

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