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ドジャース入り朗希に追い風 大谷と「ニコイチ」ローテ 中5日で先発1枠2人で交代

スポニチアネックス / 2025年1月19日 2時32分

キャッチボールする大谷翔平(手前)と佐々木朗希(2023年撮影)

 ◇佐々木朗希 ドジャース入り発表

 佐々木と大谷。ともに最速165キロを誇る剛腕コンビは、今季お互いの足りない部分を補い合い、2人で1人の「ニコイチ」ローテーションでシーズンに臨む。日本で年間を通じてローテーションを守ったことがなく、メジャーで適応する時間も要する佐々木と、2度目の右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)からの復帰を目指す大谷にとって、双方にメリットのある柔軟な起用法だ。

 今季のドジャースは先発候補6人で、通常なら中5日でのローテーションとなる。大谷が先発した後は、中5日で今度は佐々木が先発マウンドへ。さらに次の中5日は大谷…。ローテーションの1枠を交代で担い、それぞれは中11日と十分な間隔を空けて登板することが可能になる。

 佐々木はロッテ時代の昨季、先発登板の際に最も短い間隔が中6日で10試合。中7日以上が7試合あった。体力面で懸念を抱える上に、大リーグでは滑りやすいボールや硬いマウンド、乾燥した気候などさまざまな適応が求められる。時間をかけて新たな環境に慣れるためにも、大谷との「ニコイチ」ローテーションは最適といえる。

 同時に右肘手術から5月にも投手として復帰するとみられる大谷にとっても、徐々にギアを上げていく過程で登板間隔を空けられるメリットは大きい。同じ岩手県出身でもある佐々木のド軍入り表明を受け、先輩右腕は自身のインスタグラムで佐々木、MLB公式などの投稿をストーリー機能で引用。23歳右腕の新加入を歓迎した。

 佐々木は大船渡3年だった19年4月、U18ワールドカップ候補合宿の紅白戦で高校生史上最速の163キロを計測。大谷の花巻東時代の160キロを上回り、「令和の怪物」として日本はもちろん、世界中にその名をとどろかせた。100マイル(約161キロ)超を投げる2人の怪物がローテーションの1枠を2人で担い、補い合いながら2年連続世界一に向けたシーズンを戦い抜く。(鈴木 勝巳)

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