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フジテレビ CM撤退ラッシュ…18日は1割以上が「ACジャパン」に差し替え 根幹揺るがす一大事

スポニチアネックス / 2025年1月19日 4時12分

フジテレビの港浩一社長

 タレント中居正広(52)の女性トラブルでフジテレビが緊急会見してから一夜明けた18日、スポンサー各社が同局へのCM出稿を取りやめ、次々と「公益社団法人ACジャパン」に差し替わる事態が起きた。

 スポニチ本紙の調べでは、この日午後4時までに、番組CMなどを除いた全393枠のうち40本がACに変更。1割以上が差し替わった。中でも午前6時から放送された情報番組「めざましどようび」では、14本が替わった。特に番組内で午前6時44分から同局の会見について報じた後は全41枠のうち約3割に当たる12本が差し替わった。

 トヨタ自動車は18日、フジで放映しているCMを当面差し止めると明らかにした。中居のトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報道されていることなどを総合的に判断したと説明している。NTT東日本や明治安田生命保険、アフラック生命保険も同様の対応を表明した。

 日本生命保険は19日の「千鳥の鬼レンチャン」と「Mr.サンデー」、20日以降の「めざましテレビ」のCMを差し止める。代理店関係者は「大手企業が撤退の動きを見せたことで他の企業も追随するようなことになれば、民放テレビ局にとって一大事」と話した。

 なぜ一気にスポンサー離れが起きたのか。代理店関係者は「前日にあったフジの港浩一社長の会見がまずかった」と指摘。会見ではメディアを限った上に、トラブルに関わる質問には「回答を控える」と応じなかった。

 加えて、会見前日の16日に浮上した女性アナウンサー上納接待疑惑も引き金となった。組織ぐるみでそのような会食が常習化しているのではないかという疑惑はフジの体質そのものが問われることとなったが、会見では「ないと信じたい」などと煮え切らない回答に終始。「今回の問題は中居さん個人のトラブルだけでなく、フジテレビ自体の問題があるのではないかと、いつでもCMを差し止められるよう構えていた。会見内容を受けて判断した」(代理店関係者)という。

 放送業界はスポンサーからの広告収入が年々減っている。トヨタなどの巨大スポンサーが相次いでCM出稿を止めることになったことは「フジ開局以来の痛恨事になるかもしれない」(同局関係者)。港社長が改めてオープンな会見を開き、信用を取り戻す対応をすること以外、窮地を脱するのは難しいかもしれない。

 ≪WOWOWが“凄いタイミング”で中居主演「私は貝になりたい」放送≫WOWOWはこの日、中居が主演した映画「私は貝になりたい」(08年)を放送した。戦時中に上官の命令で米兵を傷つけた男が、戦犯として裁かれる物語。フジテレビの会見などトラブルが連日大きく報じられている中での放送に、視聴者はSNSで「凄いタイミング」と驚き。「今“貝になりたい”と思ってるのは中居くん本人だろうな」などの声が相次いだ。

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