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【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第2話 憂い漂う瞳…吉原の誰よりも艶っぽい キセル持った源内、蘇る

スポニチアネックス / 2025年1月19日 17時1分

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「べらぼう」大河絵第2話 憂い漂う瞳…吉原の誰よりも艶っぽい キセル持った源内、蘇る

 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第3話が19日に放送される。先週の第2話は蔦屋重三郎(横浜流星)が吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつき、その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内(安田顕)探しに奔走する…という展開だった。妖艶な吉原の街で、男の色気と切ない心情を見事に演じたのは…。

 同作は「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。主演を務める横浜流星(28)はNHKドラマ初出演。脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 “蔦重”が吉原細見の進化に奔走。ラストには、何やら怪しく黒い笑みを浮かべる一橋治済(生田斗真)も登場。さらなるクセ強キャストに胸躍ったが…。やはり心に深く刻まれたのは男一筋の源内が思い人を亡くし傷心する中で重三郎の接待を受ける場面。女性では満足しない源内が、重三郎にすり寄る場面の2人の表情はさすがの一言だった。そんな中、花の井(小芝風花)が亡き源内の恋人…男に扮し源内の心を癒やす。

 花の井の舞いに恋人の面影を見た源内の表情、少し潤んだ優しい瞳…吉原の誰よりも艶っぽかった源内…。今回は石井さんも、うるさいだけのサポートおじさん2人も、迷わず「ここだよね~っ!」。キセルを持った源内が、石井さんの手で令和に蘇る――。

 第3話は「客万来『一目千本』」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

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