伊沢拓司 フジテレビ社長会見に言及「求められていたことができなかった会見」

伊沢拓司

　東大出身のタレントでクイズプレーヤーの伊沢拓司（30）が、19日放送の日本テレビの情報番組「シューイチ」（日曜前7・30）に生出演。タレントの中居正広（52）の女性トラブルに関し、17日にフジテレビの港浩一社長（72）らが臨時の定例会見を開いたことに言及した。

　伊沢は「起こった事実というのが見えない中で、憶測がSNSを中心に広がっている。憶測による二次被害なんかも、被害者を中心にあるわけですよね。という中で、憶測をある程度、正しい情報でもって止めるということが、今求められていたことだと思うんですけども、そういう観点でいくと、非常に求められていたことができなかった会見なのかなというか」と語った。

　そして「メディアがやった会見として、あまりにも見え方に対して自覚がなかったなというのが客観的な意見かなと思います」と指摘。フジテレビが、今回の会見を新聞社などが加盟する記者クラブの要請に基づき開催したと説明し、NHKや民放各社は記者クラブに非加盟で、記者会見の模様を映像で撮影したいという要請が認められなかったことについて触れた。

　伊沢は「フジテレビ全体が、という主語で語ってしまうべきことではないと思うんですけれども、コンプライアンスだったりとか、リスクマネジメントを担っていくような上層部に関しては、定例会見という場を借りたというのは、言い訳に思えてしまうような状況ですよね。今の状況でやるべきことは果たしてそれだったのかと言われると、もっとオープンに情報を発信することが人を守る上でも、自分たちを守る上でも大事だったのになというのは、ちょっと自覚のなさを感じてしまう部分ですね」とコメントした。