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メジャー初安打が満塁弾の左腕カマレナが現役引退し投手コーチ就任へ シャーザーから123年ぶり快挙

スポニチアネックス / 2025年1月19日 8時47分

メジャー初安打となる満塁本塁打を放つカマレナ(AP、2021年7月)

 メジャー初安打が満塁本塁打となったダニエル・カマレナ投手(32=パドレス傘下マイナー)が現役を引退し、コーチに就任すると19日までに米メディア「サンディエゴ・ユニオントリビューン」が報じた。

 左腕のカマレナは21年にパドレスでメジャーデビュー。同年7月8日のナショナルズ戦では3回6失点だった先発・ダルビッシュの後を継ぎ、2番手で登板。4回に2点を失い傷口を広げたが、その裏、2-8の2死満塁で難敵シャーザーから右翼へ満塁本塁打を放った。

 投手がメジャー初安打を満塁本塁打で飾るのは、1898年のビル・ダグルビー(フィリーズ)以来123年ぶりだった。

 また、この日、傘下3Aエルパソから再昇格したばかりで、同僚の加藤豪将からバットなどの用具を借りてきたそうで「シャーザーが相手で夢中だった。ゴウスケ(豪将)、サンキュー」と試合後に語った。

 同年以降はマイナー生活が続き、昨季は5チームで計32試合に登板し、防御率7・74だった。

 同メディアによると、カマレナはパドレスのマイナーで投手コーチに就任するという。

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