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【全豪OP】世界5位メドベージェフに1000万円超の罰金 カメラ破壊、ラケット投げ捨て…2回戦敗退

スポニチアネックス / 2025年1月19日 11時37分

男子シングルス2回戦で敗退したメドベージェフ(AP)

 全豪オープンテニス(メルボルン)の主催者は19日、男子シングルス2回戦で敗退した世界ランキング5位のダニール・メドベージェフ(28=ロシア出身)に計7万6000ドル(約1187万5000円)の罰金を科したと発表した。

 前回準優勝のメドベージェフは、1回戦で世界418位のカシディット・サムレジ(23=タイ)にフルセットまで粘られる大苦戦。イライラしてネットに取り付けられていた小型カメラをラケットで破壊し、1万ドル(約156万2500円)の罰金処分となった。試合後の会見では「(罰金額が)そんなに高くないことを願っている。カメラの修理費はかかるだろうが、そんなに高くないだろう」と話した。

 2回戦では同121位のラーナー・ティエン(19=米国)にフルセットでまさかの敗退。雨の影響もあり深夜3時近くに試合が終了する4時間49分の死闘となったが、ラケットをコートサイドに放り投げ、背後の壁にボールを打ち付け、カメラを倒すなど大荒れ。フットフォールトを連続で取られてダブルフォールトとなり、判定に不満も示した。

 メドベージェフは2度の警告で1ポイントを失うペナルティーを受け、義務づけられている試合後の記者会見も欠席。この試合の罰金は6万6000ドル(約1031万2500円)で、大会の罰金総額は7万6000ドルとなった。

 

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