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藤井王将、苦しみながらも朝日杯準々決勝進出!ベスト4かけ“難敵”服部六段と午後決戦

スポニチアネックス / 2025年1月19日 13時21分

名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦終了後に大盤解説会場で姿を見せた(右から)阿久津主税八段、藤井聡太王将、解説の木村一基九段                                                             

見出し案 将棋の藤井聡太王将(22)=竜王、名人を含む7冠=が19日、名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦に登場。阿久津主税八段(42)を91手で破り、午後2時から行われる準々決勝進出を決めた。準々決勝では、ベスト4進出をかけて公式戦初対局となる服部慎一郎六段(25)と対戦する。

 タイトル保持者のため1次、2次予選は免除されており、この日が本棋戦の初戦となった藤井。羽生善治九段に並ぶ最多5回目の優勝を目指すが、その前に立ちはだかった阿久津は最近の公式戦9連勝中と絶好調。過去の直接対戦は藤井の4勝無敗とはいえ、気の抜けない相手だ。

 2年前も今回とまったく同じ本戦トーナメント1回戦で対戦。その時は先手の藤井が苦戦しながらも、阿久津の緩手を見逃さず逆襲し、からくも勝利を収めている。この日、阿久津はその時と同じく後手番から横歩取りに誘導し、現地での大盤解説で斎藤慎太郎八段(31)は「藤井さんとの対戦のために、とっていた気がします」と推測。その予想通り、準備していた作戦だったようで途中、優位に運ぶ面もあった。終局後は「戦うタイミングが悪かった」という阿久津に対し、藤井も「中盤でバランスがとれなかったのが残念」と反省しつつ、「午後に対局できることになったので精一杯頑張りたい」と応援に駆けつけた地元・愛知のファンに誓っていた。

 一方の服部は、同じ会場で行われた1回戦で丸山忠久九段(54)を169手で退けた。本年度、ここまで勝率・886(18日まで)と、中原誠十六世名人が保持する・855(1967年度)を57年ぶりに更新する勢いで、“打倒・藤井”を目指す若手の1人として注目されている期待株だ。終局後、藤井との対戦を前に「気を引き締めて頑張ります」と力を込めた。大盤解説会場で解説の木村一基九段(51)は「脂ののった2人の対局ですね」と熱戦を期待していた。

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