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【全豪OP】米国のTikTokよ安らかに…サービス停止でガウフがカメラに書き込み「続いてほしいけど」

スポニチアネックス / 2025年1月19日 14時35分

試合後、テレビカメラに「RIP TikTok USA」と書き込んだガウフ(AP)

 ◇全豪オープンテニス 第8日(2025年1月19日 メルボルン)

 女子シングルス4回戦で逆転勝ちした世界ランキング3位のココ・ガウフ(20=米国)が、試合後のテレビカメラに「RIP TikTok USA(米国のTikTokよ安らかに)」と書き込み、壊れたハートマークを書き添えた。

 中国系動画投稿アプリTikTok(ティックトック)は18日、米国内でのサービスを停止。親会社の中国企業、字節跳動(バイトダンス)に対し、米国事業の売却か米国内でのサービス停止を求める新法が19日に発効されるのを前に停止に踏み切ったとみられ、全米で利用者1億7000万人の人気アプリが止まる異例の事態となった。ティックトックは18日、法律が発効するためにサービスが一時的に利用できなくなるとアプリで利用者に通告していた。

 23年全米オープン覇者のガウフは3回戦で大坂なおみ(27=フリー)の棄権により勝ち上がった世界294位のベリンダ・ベンチッチ(27=スイス)に逆転勝ち。第1セットを5-7で落としたものの、第2、3セットは6-2、6-1と本領を発揮してベスト8入りした。

 ガウフはTikTokへ頻繁に投稿しており、カメラへの書き込みはサービス停止を皮肉ったものとみられる。「RedNoteという新しいアプリがあって、みんなそっちへ移っている。だから大丈夫と思う」と話す一方、「個人的には多くの素晴らしいストーリーがTikTok発だった。人々とのつながりもTikTokを通じてだった。続いてほしいけど、セキュリティーの問題とかを全て分かっているわけじゃない」と説明した。

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