高梨沙羅が環境プロジェクト活動を実施「活動に気持ちを向けられる場があったら」マイボトルバーを開設

＜女子W杯＞大会後イベントに参加した高梨（撮影・高橋　茂夫）

　◇ノルディックスキー　　W杯ジャンプ女子札幌大会最終日（2025年1月19日　大倉山ジャンプ競技場）

　個人第11戦（ヒルサイズ＝HS137メートル）が19日に行われた。会場では高梨沙羅（28＝クラレ）が発起人の環境プロジェクト「JUMP　for　the　Earth」の活動として、「マイボトルバーブース」が設置された。

　雪山の自然環境を次世代に残すことなどを目的とするプロジェクトの一環で、札幌市の藤女子高の生徒と協同でマイボトルを持参した来場者に無料でホット飲料を提供。高梨は競技後にブースを訪れて生徒たちに感謝を伝え、「競技を観戦しながらも、こういう活動に気持ちを向けられる場があったら」と思いを語った。

　大会は116メートル、127・5メートルの合計205・7点で日本勢最上位の8位だった。