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同大初の快挙を祝う 谷村友一氏の野球殿堂入り祝賀会 プロ・アマ審判交流の功績

スポニチアネックス / 2025年1月19日 17時47分

谷村氏の孫・米井林太郎さん(前列右から2人目)から贈られた殿堂レリーフを手にする坂玲哉主将ら同志社大野球部の面々(19日、ホテルグランヴィア京都)

 2024年に特別表彰で野球殿堂入りした元審判員の故・谷村友一氏(2022年他界=享年94歳)の「野球殿堂入り記念祝賀会」が19日、京都市のホテルグランヴィア京都で開かれた。

 同志社大卒では早大野球部初代部長の安部磯雄氏以来2人目。同大野球部出身者では初めての快挙とあり、OBの相沢孝行さんが実行委員長を務め、同大関係者が中心となり、開催された。

 学校法人同志社の八田英二総長・理事長(元日本高校野球連盟会長)は「同志社の建学精神、知徳体の三位一体を体現された方」と祝辞を述べた。

 谷村氏はプロ・アマ審判の垣根を取り払った存在として評価された。乾杯の音頭も元日本高校野球連盟審判委員の三輪武さん、元日本野球機構審判員の谷博さんがそろって「プレイ!」と試合開始を告げるように叫んだ。

 宝馨日本高校野球連盟会長は「審判のプロ・アマ交流のさきがけとなった方。今も交流を深めている。今日のこの会もその一環となればと願います」と功績を語った。

 元阪急投手、阪神コーチで関西大アドバイザリースタッフの山口高志さんは晩年、谷村氏が主宰する私的な集まり「クレージー会」に招かれことを披露し「何がクレージーかと思ったら、野球が好きでたまらない野球狂でした」と話した。

 遺族は昨年授与された殿堂レリーフのレプリカを同大野球部に贈呈。孫の米井林太郎さんは「これまでも多くの審判の方々の功績があったと思います。なかなか評価されにくい審判という仕事を全うした祖父を尊敬しています」と話した。

 会には関西六大学(現関西学生)リーグで戦った元阪神球団社長の三好一彦さん、同大OBで前中日ヘッドコーチの片岡篤史さん、元ヤクルトヘッドコーチの宮本慎也さんら約100人が出席した。   (内田 雅也)

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