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【都道府県対抗男子駅伝】来季の早大は期待大!進学予定の佐々木&鈴木 5区で区間新

スポニチアネックス / 2025年1月19日 18時13分

佐久長聖の佐々木(24年12月撮影)

 ◇全国都道府県対抗男子駅伝(2025年1月19日 広島・平和記念公園前発着の7区間48キロ)

 長野が強さを見せつけ、史上初の4連覇を達成した。2時間16分55秒は大会新記録だった。

 高校生区間の5区(8・5キロ)で驚異の区間新記録が誕生した。長野の佐々木哲(佐久長聖)が従来の記録を20秒も更新する23分32秒をマーク。この区間でトップに立って差を広げ、優勝に貢献した。「走り終わってから後悔しないように、とにかく突っ込んで走ることができた」と振り返った。

 昨年末の全国高校駅伝の1区(10キロ)で28分43秒の日本人最高記録をマークした千葉の鈴木琉胤(八千代松陰)も、この日は3区で佐々木には及ばなかったものの、23分46秒の区間新(区間2位)で14人抜きと力走した。

 2人はともに早大に進学する。「区間賞を狙っていたので、獲れなくて少し残念」とした鈴木は「同じ大学に行く佐々木くんが前で自分より速いというのはこれからが楽しみ。ここからの自分は追っていって、一緒に切磋琢磨できたらなと思います」と話した。

 早大は昨年の出雲駅伝は6位、全日本は5位、今年の箱根は総合4位。強力ルーキーが加わる来季、大学駅伝界の台風の目になりそうだ。

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