GLAY 大冒険はまだ続く…「40、50周年と一緒に歩んでいこうぜ!」 ツアーファイナル横アリ公演
スポニチアネックス / 2025年1月19日 19時12分
4人組ロックバンド「GLAY」が19日、横浜アリーナで30周年イヤー記念アリーナツアーの千秋楽を迎えた。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に25年ぶりに出場した4人がかき鳴らす爆音に1万2000人が熱狂した。
「オッケー!横アリ!行くぞー!」。ボーカルTERU(53)のシャウトで、開演前から充満していた期待感が一気に弾けた。ギターのTAKURO(53)とHISASHI(52)が花道に駆け出しファンの“最接近”して、熟練のギターテクニックをみせつけた。
昨年発売した約3年ぶりとなる17枚目のアルバム「Back To The Pops」を引っさげたツアー。TAKUROは「デビュー30年目のデビューアルバム」と言うほどのこれまでのGLAYが奏でてきた音楽をふんだんに詰め込んだ。バンドの歩みを描いた「BRIGHTEN UP」のほか、紅白でも披露した「誘惑」などヒット曲も連発した。
「GLAY EXPO」を掲げて昨年5月のデビュー日から始まった30周年イヤー。伝説の20万人ライブを再現したベルーナドーム公演など全力で駆け抜けてきた。24、25日にはツアーの追加公演として地元・函館に凱旋(がいせん)を控え、6月には10年ぶりとなる東京ドーム公演。最後は京セラドーム大阪で締めくくる。JIRO(52)は「お互い元気でいましょう」と語りかけた。
ライブ終盤では人気漫画「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎氏が書き下ろしたイラストを使った4月発売のベストアルバムのジャケット写真を公開。30周年のロゴなどを手がけた尾田氏による力強さと貫禄を感じるイラストだ。さらに同アルバムに収録する楽曲をファン投票で決定することも発表した。
大冒険はまだまだ続く。HISASHIは「死ぬまでGLAYを続けたい!」と込めた思いを打ち明けた。TERUは「40、50周年と一緒に歩んでいこうぜ!この夢は絶対に終わらせないぞ!」と誓い、ステージを後にした。
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