槙原寛己氏 歴史的大失速でV逸のカープ「8月に外国人を獲っとけば全然勝てたでしょ、あれ」

槙原寛己氏

　元巨人の槙原寛己氏（61）が19日、TBSラジオ「SPORTS　BULL　presents　石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）にゲスト出演。昨年9月に歴史的大失速を喫してまさかの4位フィニッシュとなった広島の“戦略”を悔やんだ。

　芸能界屈指の野球好きで知られるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（63）がパーソナリティーを務める同番組。

　この日は槙原氏がゲストに招かれ、「球春到来直前！2025年シーズン大展望」をテーマにまずはセ・リーグ編についてトークした。

　そのなかで、広島の話題になった時だった。

　槙原氏は「広島も点取れれば…」としたうえで「だから広島なんて一番、9月とか8月（まで）に外国人を獲っとけば全然勝てたでしょ、あれ」とシーズン終盤に向け7月末の支配下登録期限までに外国人補強をしなかったチーム方針に疑問を呈した。

　「いやぁ～、あれはもったいないですよ」と槙原氏。「だからやっぱりそこらへんはちょっと動いてほしかったですね。（結果的に途中加入の新外国人選手が）打てる打てないは別として」と残念がった。

　「現状、新井監督はね。“今の戦力でやる”って言っちゃったんですけど。あそこで何とか。外国人もう4月にケガしちゃってますから。あの2人の外国人を早めに見切りをつけとけばっていう部分はあったんで。そのへんがもったいないなと思うんですよねぇ」。

　広島は昨年、首位で9月に入りながらセ・リーグタイ記録の月間20敗を喫する歴史的大失速。9月を首位で迎えたチームがBクラス（4位）で終わるのは史上初の屈辱で、月間成績はまさかの5勝20敗だった。