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松井秀喜氏 現役生活20年で唯一グラウンドで「涙をこらえた瞬間」盟友ジーターらと熱い抱擁

スポニチアネックス / 2025年1月19日 23時29分

<「有働Times」>松井秀喜氏に有働由美子アナがインタビューしていく

 フリーアナウンサーの有働由美子(55)がメインキャスターを務めるテレビ朝日のニュース番組「有働Times」(日曜後8・56)の特別企画「レジェンド&スター」の第3弾が19日に放送され、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(50)が登場した。

 2009年にワールドシリーズMVPを獲得しながら、翌年のオファーはなく、エンゼルスに移籍した松井氏。20年の現役生活の中で忘れられない出来事を明かした。2010年、移籍後の初のヤンキースタジアム。2009年ワールドシリーズを制したチャンピオンリングの贈呈式が行われ、エンゼルスのユニホームで登場した松井氏は観客のスタンディングオベーションを受け、グラウンドではジーターら元チームメートらと抱擁を交わした。

 「20年プロ野球やりましたけど、球場でユニホームを着て、涙出そうでこらえたのは、あの一瞬だけでしたね。あの時だけです。プレー中に泣きそうになったことは一度もないですけど、あのセレモニーの、あの瞬間だけ、“あ、これ危ない”と思いました」

 しみじみと語る一方で、「今、思うと彼らの策略だったんじゃないかなと思って」と冷静に分析。「松井の感情を乱して、試合で打たせないようにしようって。実際打てなかったんですけど」と“作戦”にはまったことを明かした。

 そして、インタビューを進める中で、急に「(長嶋)監督辞めた時は泣いたわ」と口に出した松井氏。「あん時の方が泣いてたかも。嘘ついちゃった、さっき」と笑い、「2回目」と続けた。2001年の長嶋茂雄監督の勇退セレモニーを挙げ、「9年間、毎日見てもらっていた。その日々が終わると思うだけでも。その日々を思い返す、一瞬にして。それだけで本当に泣きそうになりましたね」と回想した。

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