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日本ハム・ドラ1柴田獅子 2軍本拠・鎌ケ谷市長の長男もまさかの「しばた・れお」に「凄い。縁ですね」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 6時1分

今年の書き初めを披露した柴田(撮影・西川祐介)

 日本ハムのドラフト1位・柴田獅子投手(18=福岡大大濠)とその他の新人7選手が19日、2軍本拠の千葉・鎌ケ谷で行われた毎年恒例の「新人お披露目会」に登場した。イベントでは、鎌ケ谷市長の長男が自身と同性同名というミラクルも起きた。不思議な縁で結ばれた地でプロ野球人生の下地をつくり、大勢のファンが待つエスコンフィールドで飛躍を遂げる。

 まさかだった。イベント内で恒例となっている新人の住民票の転入届の提出。柴田が新人を代表して芝田裕美鎌ケ谷市長に書類を手渡すと「私の息子と同姓同名なので頑張ってほしい」との告白。柴田は体をのけ反らせて驚きの表情を見せた。

 「(今までは)下の名前だけはあったけど、名字からはない。“れお”もなかなかいないと思うので凄い。縁ですね」

 芝田市長の長男は、伶央(れお)さん。漢字は違えど「しばた・れお」は正真正銘の同姓同名というミラクルだ。6日には地元・福岡から到着した羽田空港からの乗り換えが複雑な電車での移動を断念して、直接タクシーで入寮した。その運転手が鎌ケ谷出身という偶然があったばかり。さらに、誕生日の06年4月18日は現役時代の新庄監督が突然の引退宣言を行った日で、日本ハムとは何かと縁がある。

 新生活をスタートさせる地だが、あくまで2軍施設。ここにいつまでもとどまるつもりはない。頭に描くのは1軍の主力として本拠地のエスコンフィールドや他球団の本拠地でプレーする自身の姿であり「どこでも行きたい。今まで行ったことがないので、北海道にとどまらずいろんな所に行きたい」と目を輝かせる。

 新人合同自主トレも中盤に差しかかり、投打ともに期待される18歳の調整も順調に進む。現時点ではケガ防止の観点から自主練習は制限されているが、寮の部屋での空き時間は「まだ知識がないので、(指導を)与えてくださった時にすぐ合わせるように、今のうちに勉強をしておきたい」と栄養学の勉強も熱心にしている。球団OBのパドレス・ダルビッシュらメジャーリーガーの動画を見ながら、投球の動きを研究するなど、初めてのプロの春季キャンプに向けて胸を躍らせる。

 鎌ケ谷のファンの前で、今年の抱負として色紙に「鍛」としたためた。春季キャンプは2軍スタートが濃厚だが「忙しい日々だけど、忙しいのが悪いんじゃなくて、充実した日々」と柴田。無限の可能性を秘めるルーキーは、飛躍の時に向けて鍛錬を積んでいる。(田中 健人)

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