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宮司アナの勇気がフジ現場の勇気に 「生まれ変わる一歩にすべき」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 4時11分

フジテレビ・宮司愛海アナ

 フジテレビの港浩一社長の17日の会見を受け、同局の宮司愛海(33)、堤礼実(31)両アナウンサーが会見内容を毅然(きぜん)とした態度で報じた言動に若手局員を中心に賛同やエールの声が集まっている。

 宮司アナは同日の「Live News イット!」で「調査はもちろん、社員に対する説明もしっかりと真摯(しんし)に行って、それを真摯に公表してほしいと思っています」と厳しい表情で訴えた。一夜明けた18日、同局ではCM出稿の取り下げが相次いだ。若手営業局員は「会社から報告がないとスポンサーにも説明できない」と漏らし「宮司アナの会社に説明を求める姿勢は皆の思い」と明かした。

 局による組織ぐるみと思われかねない女性アナ上納接待疑惑が浮上したことに「誤解が生まれている」と同情の声も。制作局員は「アナウンス技術を磨いて仕事をもらった人が“接待したから”と色眼鏡で見られるのは気の毒」と話した。

 宮司アナ、堤アナらフジの有名アナ同席の会食に何度か出た芸能事務所幹部は「名刺交換も行い業務の一環に感じ、幹部に呼び出されて大変だなと思った」と振り返った。一方「場を盛り上げるMC技術の高さには驚かされました。接待上手、ましてや“上納”で仕事があると思われているのはふびんだ」と語った。

 宮司アナも「意図せぬ目を向けられ傷ついた仲間が多くいます」ともどかしい現状を伝えた。根拠ない声も寄せられる中、フジは19日に公式サイトで「残念ながら、誹謗(ひぼう)中傷や臆測に基づくコメントも多く見られますので、そうした投稿はどうぞお控えください」と呼びかけた。

 現役女性アナの強い姿勢とそこに集まる共感の声が、問題に無頓着だったフジを動かしたとも捉えられる声明。今回の件を透明に調査することを「会社が生まれ変わる一歩にすべき」とした宮司アナ。説明責任を果たさぬ港社長と対照的な現役女性アナの思いこそがフジのあるべき姿だ。

 ≪藤本アナも徹底調査と説明を訴える≫藤本万梨乃アナ(29)も19日に出演した「Mr.サンデー」(日曜後10・00)で港社長の会見について言及した。険しい表情で調査について「きちんと第三者の目線で、独立性、客観性、中立性がきちんと担保される体制づくりが大事」とし、「根拠のない臆測にさらされて否定する場もなく、苦しい思いをしている仲間もいます」とも述べた。そして「なぜこのような事態になったのか、どこに問題があったのか、第三者の目線で徹底的に調査していただいて、視聴者・関係者・スタッフの皆さん、そして私たち社員にきちんとした説明を求めたいと思います」と訴えた。

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